BIM|IFCデータで文化財を長期保存する方法(Solibri Anywhere活用)
― ソフトが変わっても使い続けられる管理手法 ―
■ はじめに
文化財管理では、
- データが古くなる
- ソフトが使えなくなる
- ファイルが開けなくなる
👉 長期保存が最大の課題です。
そこで重要なのが
👉 IFC(国際標準データ)
■ できること(重要)
- 10年後でも開ける
- ソフトが変わっても使える
- 情報をそのまま保持できる
👉 文化財データの“保存形式”
■ 操作の全体イメージ
👉 やることは3ステップ
- IFCで保存する
- Solibriで確認する
- SMCとして運用する
■ 手順① IFCファイルとして保存する(Revit側)
▶ 操作
Revitで
- 「ファイル」
→ 「書き出し」
→ 「IFC」
▶ 設定(重要)
- IFC4(推奨)
- プロパティを保持(チェックON)
▶ ポイント
👉 これが長期保存用データ
■ 手順② SolibriでIFCを開く
▶ 操作
- Solibri(Office または Anywhere)を起動
- IFCファイルを開く
▶ 確認すること
- 形が正しく表示されているか
- 情報(プロパティ)が見えるか
👉 保存が正しくできているかチェック
■ 手順③ SMCファイルとして保存(運用用)
▶ 操作(Office)
- IFCを開く
→ 「保存」
→ SMC形式で保存
▶ ポイント
- IFC:保存用
- SMC:日常利用用
👉 役割を分ける
■ ■ 実務での運用方法(重要)
▶ 保存ルール
- IFC → 必ず保管(原本)
- SMC → 日常共有
▶ 保存場所
- IFC → サーバー/クラウド
- SMC → 関係者共有フォルダ
👉 IFCは絶対に消さない
■ ■ 文化財管理での使い方
▶ ケース① 長期保存
「10年後も使えるか?」
👉 IFCで保存 → 問題なし
▶ ケース② ソフト変更
「Revitが使えなくなった」
👉 IFCで他ソフト対応
▶ ケース③ 引き継ぎ
「過去データを確認」
👉 IFC+SMCで継続利用
■ ■ よくあるつまずき
❌ IFCを保存していない
→ NG
👉 後で使えなくなる
❌ 情報が消えている
→ 原因
👉 IFC設定ミス
❌ SMCだけ保存している
→ NG
👉 将来使えない
■ ■ 重要な考え方
▶ IFCとは
👉 文化財のデジタル原本
▶ SMCとは
👉 日常業務で使うコピー
👉 原本(IFC)を守ることが最重要
■ ■ まとめ
長期保存とは
👉 「将来も確実に使える状態にすること」
■ 結論
文化財管理では
👉 IFCで保存することが絶対条件
Solibri Anywhereを組み合わせることで
- 日常運用も可能
- 誰でも閲覧可能
- 長期保存も実現

